プラセンタは栄養豊富で体感性に優れた原料ですが、動物由来であるため、ウイルス安全性への配慮が欠かせません。“バージンプラセンタ®エキス”を抽出する工程において、有効成分はそのままの活性で残す一方、「生=危険を伴う」という観点から、細菌・ウイルスは徹底的に取り除かなければなりません。
そこで、京都大学ウイルス研究所との共同研究により、「高耐熱性ウイルスの低温加熱処理による不活化」「新規膜分離技術による細菌・ウイルス除去」という2つのアプローチで約2年にわたり研究を重ね、実証試験を実施しました。
「高耐熱性ウイルスの低温加熱処理による不活性化」
高耐熱性ウイルスの低温加熱処理による不活化の研究
製造工程におけるウイルス安全性について、京都大学ウイルス研究所との共同研究により実証試験を行い、ウイルスの不活化が科学的に実証されています。
「新規膜分離技術による細菌・ウイルス除去」の共同研究(京都大学ウィルス研究所)
新規膜分離技術による細菌・ウイルス除去
この共同研究成果は、学術誌
“Journal of Veterinary Medical Science”
に掲載されました。
原料鮮度や製造環境の徹底管理と
化学的研究の両立により、
栄養分を豊富にとどめながらも、
「安心・安全」な
プラセンタを実現しました。
医療グレードの0.22μm滅菌フィルター
当社製造工程の0.22μmフィルター膜分離(ナノフィルトレーション)と63℃以下低温加熱(パスチャライゼーション)等の技術の組合せにより、ウイルスの中でも特に熱に高い耐性をもつ豚パルボウイルスまでを含め、細菌類・ウイルスを検出限界以下まで除去•不活化されていることを確認しています。