化粧品・健康食品原料メーカーであるKasyu Biochem(佳秀バイオケム)が開発した
独自のプラセンタエキスを「バージンプラセンタ®」
と言います。下記の内容についてご紹介します。
バージンプラセンタ®とは
開発の背景
紀元前より世界中で薬として愛用され、近代医療において半世紀以上にわたり研究を重ねられてきたプラセンタ。
当社では、膜分離法の開発をきっかけにプラセンタという素晴らしい素材と出会いました。その後、より活性が高く安全なエキスが欲しいというお客様の声にお応えするかたちで、先人が築き上げた素晴らしい素材を更に進化させるべくバージンプラセンタ®エキスの開発に取組み、現在に至っています。
バージンプラセンタ®
非分解・純度100%の生エキスを低温・低圧の低負荷で生成する製法がエキストラバージンオリーブオイルと似ていることから
‘‘バージンプラセンタ®︎エキス’’と名付け、商標を取得しています。
個液分離
胎盤を固体と液体に分離し、それぞれ適した製法で有効成分を最大限に引き出しています。
低温加熱
生エキスは63℃以下の温度管理を徹底し有効成分をそのまま残しています。また、安全性についての研究も行なっています。
膜分離・滅菌ろ過
当社が工業で培った技術をバイオケミカルの分野に応用し、ナノレベルの膜分離(0.22μm)ろ過を組み合わせています。
フリーズドライ
プラセンタエキスをマイナス40℃に凍結、減圧し真空状態で水分を取り除き、乾燥させます。加熱しないので、有効成分をほぼ100%残すことができます。
プラセンタの基礎知識
プラセンタは胎児のゆりかご
プラセンタ【Placenta=英】とは、日本語で「胎盤」を意味します。「胎盤」は、胎児に送る栄養素の供給源です。例えば人間であれば、一個の受精卵を10ヶ月の間に一人の人間に育て上げる驚異的な栄養素と働きを果たします。豊富なアミノ酸に加えて成長因子(グロースファクター)が含まれており、またホルモンや免疫機能も併せ持つため、万能の臓器と呼ばれています。
動物が出産後に胎盤を食べるという行動は、産後の体力回復に役立てるという本能的な行動とされています。
豊富なアミノ酸
成長因子(グロースファクター)
ホルモン・免疫機能
自律神経のバランス
プラセンタに期待できる作用
基礎代謝向上作用
免疫賦活作用
内分泌調整作用
自律神経調整作用
細胞の活性化
肝臓強化の働き
血行促進作用
活性酸素除去
疲労回復作用
美白効果
保湿作用
体質改善作用
炎症の鎮静
プラセンタの歴史
日本におけるプラセンタ療法 4つの潮流
1
第1 の流れとして、戦争末期の1943 年、食糧不足解消のために国家命令で「高度栄養剤」の開発が始められ、京大医学部産婦人科の三林隆吉博士(1898 〜1977)が胎盤から経口栄養剤を創製しています。
2
第2 は、組織療法研究所・組織研究所の流れです。敗戦後の医学界には欧米や旧ソ連から新たな知見がもたらされ、これに反応した勤務医や開業医が胎盤の埋没療法等を実施。その後、埋没療法より安全で投与しやすい注射薬の開発を進め、1956 年メルスモン製薬株式会社を設立しました。
3
第3 は、稗田憲太郎博士(1899 〜1971)によって創製され、1959 年に医薬品の認可を得た注射薬「ラエンネック」です。
4
第4 に、九嶋勝司博士(1911 〜2005)の流れがあります。九嶋博士は、主に更年期障害を対象に埋没療法を研究、その流れを汲んだ静岡の乾医院の乾蕃、乾達医師とともに1960 年頃から研究開発に当たったのが明壁芳蔵氏で、同氏は77 年にスノーデン株式会社を設立、プラセンタエキスを含有する医薬品、健康食品、化粧品の製造販売を手がけて今日を迎えています。
プラセンタ療法の特徴
1 中枢(神経)を介しての効果…全身・全科・全年齢
2 生物の持つシステムを活用
免疫・修復・増殖・代謝・解毒・調整
組織再生アンチエイジングデトックス
3 副作用が非常に少ない(重篤な副作用は皆無)
4 他の治療の副作用を軽減(放射線治療・抗がん剤)
5 他の治療の補助(IFN)
出典:プラセンタ療法と統合医療(吉田クリニック 院長 吉田 健太郎 M.D.)